年賀状

 年賀状って面倒くさいよね。最近はコンピュータのおかげで宛名書きとかは大分楽になったと思うけど、そんでも絵柄をどうするかを考えるのはやっぱ大変だ。
 でもあるときから、オレは年賀状の絵柄をあるネタで考えるようになって、ちょっと気が楽になった。ちょうど10年前のウサギ年(1999年)から、ソウル、ジャズ系のレコードジャケットから干支の絵を探して年賀状にするということを始めたんだよね。
 そうすると今度はその絵柄を探すことに苦労することになるけど、ま、音楽好きとしてはそれもまた楽し。
 とゆーことで、ここまでのオレの年賀状のネタになったジャケットの色々をご紹介。

→1999年。卯年。これをウサギと見立てるのはちょっと無理かな(笑)。ハービー・ハンコックの最高の名盤なんだけどね。ウサギジャケならエリック・ゲイルだろ、という声も聞こえてきそうですが、この時点では持ってなかったのだ。今はあるから次のウサギ年のときに使う予定。
←2000年。辰年。ブルーマジックの「Mystic Dragons」。欧米風ではなく、東洋風の竜ってとこがナイス!
→2001年。巳年。エスター・フィリップスのこれは、なんでこんなジャケットになっちゃったんだろうと、今でも首をかしげざるを得ない一枚。でもA面2曲目の「What A Diff'rence A Day Makes」はサイコーです!


←2002年。午年。クリフ・ノーブルズのLP、その名も「The Horse」! ニックさんがよくかけてた曲。ブッカーT&MGズバージョンもナイス! ただ、この年は前年12月末に母が亡くなったので、準備してたけど結局年賀状は出さなかった。ウマならハンプトンという説もあるが(笑)。
→2003年。未年。ファンカデリックのベスト。でもこの年はこれを使おうと用意してたけど結局年賀状サボっちゃった。次のヒツジ年に使う予定(笑)。
←2004年。申年。そのものズバリのマンドリル。あんまりおもしろいアルバムじゃないけどね。
→2005年。酉年。これはカブった年賀状多数! やっぱり皆さん考えること一緒ってことですな。ルーファス・トーマスの「Do The Funky Chicken」。
←2006年。戌年ジョージ・クリントン御大のアウト・テイク集のLPからの絵柄。
→2007年。亥年。さて、一番困ったのがこの年。イノシシのジャケットって無いぜ。知ってる人がいたら教えてください。で、結局シシはシシでもライオンのシシに逃げたミニー・リパートンの一枚。


↑そんでもって今年だ。アート・ブレーキーに「スリー・ブラインド・マイス」なんてー名のLPもあるけどジャケにネズミは出てこないし、日本にそのまんまの名前の「スリー・ブラインド・マイス」というレーベルもあってロゴにネズミの絵を使ってるけど、それじゃあんまりだし……と思っていたら、ありましたありましたこれ(笑)。このジャケ、オレが初めて見たのはネズミの絵が無いバージョン。きっとあまりにエグいのでネズミの部分をオミットしたんだと思う。でもオリジナルはこれ。マイコー有難う!

 さてさて来年は丑年だ。どーしよー? あ、先に言っておきますけどピンクフロイドだけは絶対使いませんから(笑)。
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