LUSH LIFE

まずは以下の記事をお読みいただきたい。

●京都・製菓工場損賠訴訟:甘いにおい、賠償命令 周辺住民「かなりの苦痛」−−地裁
 菓子製造工場から出る甘すぎるにおいや騒音で苦痛を受けたとして、京都市南区の住民17人が、工場を経営する「石田老舗」(本社・同市中京区)などに2145万円の損害賠償を求めた訴訟で、京都地裁は15日、同社に280万円の支払いを命じた。杉江佳治裁判長は「臭気及び騒音は受忍限度を超えている」と述べた。

 判決によると工場は05年2月に操業を始めた(08年に移転)。住民らは「洗濯物を干せず、窓を開けて空気を入れることもできない」と主張。同社は「異臭や騒音はなかった」と反論した。同社は「判決内容を確認しておらずコメントできない」としている。【古屋敷尚子】

毎日新聞 2010年9月15日 大阪夕刊


●京都・製菓工場損賠訴訟:甘すぎるにおい「苦痛」、賠償命令−−地裁
 菓子製造工場から出る甘すぎるにおいや騒音で苦痛を受けたとして、京都市南区の住民17人が、工場を経営する「石田老舗」(本社・同市中京区)などに2145万円の損害賠償を求めた訴訟で、京都地裁は15日、同社に280万円の支払いを命じた。杉江佳治裁判長は「臭気及び騒音は受忍限度を超えている」と述べた。

 判決は、工場からあめやカステラなど菓子特有の甘いにおいが発生していたと認定。杉江裁判長は「音やにおいの不快感は日中、継続的なものであり、かなりの苦痛となる」と指摘した。【古屋敷尚子】

毎日新聞 2010年9月16日 東京朝刊

 この場合の問題はにおいだけではなく騒音にもあるようだが、メインは「におい」です。
 で、この記事を読んだとき、以前からずっと考えていたことについてヒトコト言いたくなった。それは、あっちこっちにある「LUSH」という店のこと。
 この店の前を通るときいつも感じるのは「においの暴力」。
 店の前というより、数メートル手前からもんの凄く甘ったるい石鹸の臭いが漂ってくる。店周囲の空気をモロに吸い込んだらむせ返るほどで、二日酔いの日なんかマジで吐きそうになる。←オレはこれが多々ある(笑)。
 繁華街での様々な規制というのがどうなっているのか詳しくは知らないが、音に関しては「騒音条例」などがあるし、視界に飛び込んでくるものは地域(例えば学校の近所とか、風致地区など)に応じた規制があるはず。しかしにおいに関してはあるのだろうか? 
 とにかくLUSHは臭い! あれは二重の意味でムカつく! もしソバ屋の隣にLUSHがあったら、オレはそこでは食いたくないね。
 HPによればLUSHとは「英国生まれのフレッシュハンドメイドコスメ」だそうで、日本最初の店舗は自由が丘店(1999年)。その後は全国に70ほどの店舗展開をしているそうな。オレがよく前を通るのは新宿のメトロプロムナード店。あそこは小さな屋台みたいな感じで、さえぎるものが少ないせいか、周囲まで強烈に臭い! なんとかならんか!
 だいたいLUSHって聞いたとき、昔流行った小瓶入りの鼻から嗅ぐ簡易飛び薬のことかと思ったぜ。あ、あのにおいで飛ぶ人もいるのかな? あとHP読んでたら「ラッシュライフ」って言葉もあった。コルトレーンじゃねーってーの。さらにHPのトップには、包装紙を減らして地球環境にも配慮してま〜す、みたいな記述があるけど、周辺環境にもうちょっと配慮して欲しいと思うぞ。
 とりあえず新宿の地下街を歩くときは通路の反対側を歩きます(それでも臭いけど)。
追記:こんなのがありました。→http://kotonoha.cc/no/156838

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