ホルガ改造

 さて、先日も書いたけどホルガの絞りツマミはまったく意味がない。晴れマーク、曇りマークどっちに動かしてもレンズの前の絞りリングに変化なし。でもツマミを動かすとレンズの後ろをアームが移動している。これを利用した改造法がホルガのガイド本に書いてあったので、やってみた(改造はあくまで自己責任で)。

きまぐれトイカメラの使い方 We Love HOLGA

きまぐれトイカメラの使い方 We Love HOLGA

 まず裏ブタを外してアパチャーマスクも外す。んで、そこに見える2本のネジを外すとさらに2本のネジがあるので、それも外す。するとレンズが裏側から見えるようになるので、そこについている丸い部品を取る。そんでその輪っかをツマミと連動しているアームの上に貼る。


 これで、晴れマークの位置で丸い絞りが登場し、曇りマークにすれば(金属のシャッター部品があるので全面開放にならないけれど)ちょっとはレンズの面積が広くなる。ガイド本によれば明るさはf5.6くらいになるらしい。絞ればf8。これは元々の輪っかの絞り値ってーことね。
 ついでに遮光のために裏ブタの溝にモルトをつめて、さらに赤窓の周囲に厚目のモルトを貼って、フィルム圧板の代わりにする。ま、これは役に立つかどうか微妙だけどね。

 で、早速試写試写。








KONICA MINOLTA CENTURIA 100
 うーん、劇的に変わるわけじゃないから効果のほどはよくわからんけど、まぁISO100のフィルムでこれだけ撮れれば、良しとしましょう。
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