かわいいカメラ その4
ペトリっていうカメラメーカー、知ってる?*1 ずいぶん以前にジャンクカメラを買いあさっているというエントリを書いたけど、そこに出てきたFTEという故障カメラもペトリ製だ。アレはその後アサヒカメラ5月号の企画で無事修理されて、今はビンビンに動いている。
とにかく個性的というか、変わったカメラを作るメーカーという印象が強い。そしてこれがペトリカラー35。日本のローライ35ともいわれるだけあって、すんごくちっこい。だけど作りは結構ちゃんとしてて、シャッター速度(1/15〜1/250+B)と絞り値(F2.8〜22)は自分で選べる。逆に言や、オートが無い。フルマニュアルだ。露出計は内蔵している。
巻き戻しクランクの形状も独特だし、ピントは後ろのダイヤルで調整する。しかしこいつもゾーンフォーカス(目測)。ファインダーの中に人や山の絵が描いてあって、それに指針を合わせてピントを決める。さらにこのピントリングを無限遠側にドンドン回していくとレンズがボディ内に収まって、すごく携行性のいい形になる。とにかくかわいいカメラなのだ。
そして今回、試写に使ったのが、イタリア製のフィルム。ソラリスって、惑星か!?
最近のゆる写真ブームで注目された、独特の発色をするフィルムだというので、使ってみた。あまりそれがわかるシチュエーションで撮ってないから、よくわかんなかったけど。
ということで、新橋です。路上にソラマメが落ちていた(笑)。
パララックスは予想以上に強いようだ。招き猫の右側が切れてしまった。
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*1:ちなみに会社はもうない