カニチャーハン

　カニカニカニ、あぁその響きは魅惑的、赤い色は蠱惑的……なぜ人類はこうまでもカニが好きなのだろう!?　痛風なんか怖くない！　プリン体もなんのその！　無言地蔵になってカニをむさぼり食いたい！
　とゆー人は多いでしょう。オレもそうです。
　そんな我が家に先日北海道旅行に行った父親の土産のタラバガニが宅急便で届いた。早速弟一家も呼んでカニパーティを催す。ポンズにつけてカニ身をチューチューして、もう食えません！　となるまで堪能したのだが、それでもちょびっと残った。それじゃぁカニチャーハンでしょ、ということで次の日に作ったのがこれ。簡単ながらも贅沢な感じで、しかも美味なり。

作り方

１、カニ身はほぐしておく。ご飯は冷や飯で充分だが電子レンジで温めておくこと。卵は今回２個使った。あとはネギ。
２、充分に空焼きした中華ナベにサラダ油を大さじ２ほど入れ、といた卵を入れる。卵が固まらないうちにご飯を投入。ご飯と卵をからめながら強火で炒める。
３、ご飯がほぐれたらカニ身、ネギを入れ、さらに中華ダシ（トリガラスープの素）を適量ふりかけさらに炒める。ダシの素は塩辛いので注意して入れること。
４、お好みでコショウなどを入れて味をととのえれば出来上がり。ネギを刻む時間を入れても調理時間は５分程度の簡単料理だ。
　このやりかたで、カニの代わりに刻んだチャーシューを使えば普通のチャーハンになる。そのときはニンニクのみじん切りも入れると美味しくなる。今回はニンニクの匂いでせっかくのカニの風味が飛ばされそうだから使わなかったけど。
　また、トリガラスープの素はとても便利で、我が家には欠かせない調味料。乾燥ワカメ、刻みネギ、スープの素を入れたおわんにお湯をそそぎちょっと醤油をさせば、簡単に中華風スープができるので、チャーハンと一緒にどうぞ。でもこの調味料、とにかく塩辛いので使うときは慎重に。
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