横浜vs日ハム戦

薄暮の浜スタ。一番気持ちいい時間

 先週の金曜日(6月1日)に、今季初の横浜スタジアム観戦を果たした。この日は前日雨で流れた横浜ベイスターズ北海道日本ハムファイターズの試合が、そのままスライドして行なわれたのだ。
 当日は予備日ということで内野席は全席自由。つまり2500円(通常の内野自由席の値段)で、バックネット裏だろうがベンチの真上だろうが、どこに座ってもOK! というとてもお得なラッキーディ。オレは浜スタでこんないい席に座ったのは初めてだよ。投球の球筋もよく見えるし、キャッチャーミットにボールが収まるときの「スパーンッ」という音もよく聞こえる。審判の「ストライッ(ク)!」なんてコールも聞こえてくる。普段なら6500円もする席だが、その値段も納得の迫力だった。
 しかし試合内容は、もし6500円も払っていたら「金返せっ!」といいたくなるようなお寒い展開。交流戦に入ってから1敗もしていない上り調子の日ハム相手とはいえ、あまりにも情けない。毎回「打てない打たれる」の連続。先取点を取ったものの5回に逆転され、その裏同点に追いついたが継投ピッチャーが不調で再逆転されてさらに突き放されるという、ストレスの溜まるたまらん試合だった。
 中でも、中継ぎで登場したふたりのピッチャー、5億円以上の契約金をもらって世間を騒がせた那須野巧と、左投げなのに左打者に弱い高宮和也、こいつらはあかんなぁ。逃げの投球で傷口を広げて、結局点を取られる……見ていて歯がゆい。対する日ハムの中継ぎで出てきた押本健彦は凄かった。こっちは逆にとても打てそうもないという気にさせる好投。結局試合は5-3で負けて、敗戦投手は那須野、勝利投手が押本と、中継ぎの差がそのまま試合結果に現われることとなった。
 土日のオリックス戦も連敗、GW明けから調子を崩し8連敗して1勝してまた6連敗。一時は最大6あった貯金も全部吐き出して、いまや借金が7。いつまで続く泥沼ぞ……。
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カリスマアスリート 横浜ベイスターズ 工藤公康

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