三遊亭好二郎-2

 昨日の土曜日は月イチ調布・FAME GANG 落語会。二度目の好二郎だ。彼は秋には真打になる。その際に名前も兼好となるらしいので、おそらく好二郎で見る最後。
 まず「蛇含草」(東京では「そば清」)。大食い男が食べるものをソバではなくモチで演るという上方流の演出だった。なんでも三代目三木助が上方から持ってきたときはモチだったそうだが、その後江戸風にソバに変わっていったとか。ソバのイキさはない分、モチのドジさが笑いを誘う。
 そして二題目は、待ってました! の「百川」だ。こりゃ三遊亭ならやっぱ演らなきゃ、の定番ネタだよね。オレは今でもときどき思い出したように円生のCDを聞いては腹を抱えて笑っているのだが、好二郎も好演で、涙が出るほど笑わせてもらった。
 真打になれば円熟味が加わってくるだろう。その分ギャラも上がるから、本人も「真打になった直後はかえって仕事が減る(ギャラが上がるから)」なんて言っていたね。でも、秋以降が楽しみだ。
 しかし「兼好」って「徒然草」かよ(笑)。
↓「落語界の革命児、偉大なる噺家三遊亭好二郎氏を応援する人々」

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