男唄〜昭和賛歩〜発売記念ライブ
またこのネタか、と思う向きもあろうが、あまりにも楽しかったのでもうちょっと引っ張らせてもらう。木村充輝(憂歌団)と近藤房之助のジョイントCD『男唄』発売記念のライブに行ってきたのだ。
- アーティスト: 近藤房之助木村充揮
- 出版社/メーカー: ZAIN RECORDS(J)(M)
- 発売日: 2007/07/18
- メディア: CD
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- 8月30日(木)
- 渋谷クアトロ
SET LIST
1.ぐでんぐでん
2.泣いてたまるか
3.A-BLUES
4.Georgia On My Mind
5.酒よ
6.酒と泪と男と女
7.SLAVE TO LOVE
8.10$の恋
9.星屑の町
10.これが男の生きる道
11.COME SEE ABOUT ME
12.出稼ぎブルース
13.嫌んなった
14.STAND BY ME
15.上を向いて歩こう
1.2.5.6.9.10.15が今回のCDからの選曲。あとは近藤の歌う英語ブルースと憂歌団時代の名曲をちりばめてステージはグイグイ進む。ついでに木村の酒もグイグイ進んでいた(笑)。なにしろいきなり1で酔いどれムードをかもし出して、5.6と酒ネタ連発。MCのときも隙あらばおかわりを頼んでいた木村充輝(笑)。常連客との掛け合いも後半になればなるほど調子が上がり、ほとんど居酒屋トークと化していた。ちなみに11はセットリストを見たとき(えー? シュープリームスなんかやるの???)とビックリしたが、実はドン・コベイのほうだった(と思う)。そこからラストまでは一気に盛り上がり、13と14のギャップも客は驚きながらも楽しんでいた様子*1。そしてしっとりと15でステージ終了。
- アーティスト: Don Covay
- 出版社/メーカー: Koch Records
- 発売日: 2000/11/14
- メディア: CD
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アノ曲とアノ曲を大合唱!
アンコールはなかなかふたりが出てこないのでどうしたのかと思っていたら、チンピラ風の衣装に着替えていてそれに時間がかかったとのこと。近藤は黒シャツに赤い腹巻、木村はまるで刺青のような柄のダボシャツ。そして演った曲が「出直しブルース」ときた(笑)。
それからSET LISTではシークレットになっていた曲が2曲。
(今後も名古屋、大阪等で同様のライブがあるようなので、それに行かれる方は以下ネタバレ注意)
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木村がギターで妙なフレーズを弾き始めたなぁと思ったらいつの間にか「ゲゲゲの鬼太郎」に。こりゃ会場は盛り上がるよね。で、それが終わると今度はまるでビートルズの「GET BACK」風フレーズが飛び出し、でたぁ〜「踊るポンポコリン」! 「パッパパラリラ〜」を会場中で大合唱だ。でもこの曲をまさか生で聞こうとは思わなんだ(笑)。
「見上げてごらん夜の星を」でもう一度会場をしっとりさせて本当にラスト。それでも客はなかなか帰らず再びアンコールを要求していたが、さすがに最後は終了のアナウンスが流れ、やっと皆諦めて出口へ。そんな会場の年齢層はやはりかなり高めだったが、おっさんやおばさんが心から楽しめるいいライブだったと思う。ふたりのコラボ歴はまだ5年に満たないほどだが、そこはお互いブルース界で数十年も飯を食ってきたベテラン同士だけあって、こういう突発の企画モノでもまるでずっとデュオを組んできたような呼吸の合い具合で、安心してステージに心をゆだねることができた。
またやってくれないかな、この企画。連れて行きたい友だち、いっぱいいるよ!
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