坦坦麺 餃子工房 北京

麺をとろみからほじくりだした

 横須賀市に衣笠という街がある。JR横須賀線で横須賀の次の駅だ。駅舎も古くて味があるし、商店街も賑わっていて風情がある(通過するクルマの車窓から見ただけだけど)。その衣笠のラーメン屋<坦坦麺 餃子工房 北京>なるところへ先日行った。同行は例の歩くぐるなび男・Oとその家族。前日の酒がまだ少し残っていて軽く二日酔いだったが、汁物が食いたかったのでラーメンはウェルカム。クルマで横浜横須賀道路の衣笠インターを出てすぐにある同店へと急ぐ。
 丁度客の入れ替えどきだったらしく、並ばずに着席。O曰く「ここはやはり坦坦麺が美味いが、辛いのは大丈夫か?」。オレは辛いのは比較的平気なので「中辛」を注文するがO一家は「並」を注文。

辛い、辛いよ

 さて出てきたら……あれ、これ坦坦麺? とゆー感じ。オレが認識している坦坦麺といえばゴマのタップリ入った赤くて黄色いスープに挽肉とチンゲン菜がのっているというイメージなのだが、ここんちのは一見普通の醤油ラーメンだ。でもスープは茶色というよりは赤い。そしてとろみがタップリとついている。早速麺をたぐろうとすると、その強力とろみでなかなかほじくりだせない。やっとの思いでかぶりつこうとするとOが「熱いぞっ!」と忠告。確かにとろみのおかげで激熱状態が保たれている。レンゲにとってフーフーしながら食べると、ふぅむ、醤油ベースのスープにニンニクの匂いがプーンと漂い、食欲をそそられる味と香りだ。
 しかし、ちょっとしてからどっかーんと辛みが襲ってきた。辛いよ、辛い。いやー普段ならこれくらいの辛さはなんとかやっつけるけど、今日は少々胃が疲弊気味なのでキビシー!

 誰かが他のブログでも書いていたけど、これは豆腐の入っていないマーボー麺って感じ。辛さのレベルは「大辛」やら「超大辛」などもあるけど、ワタクシは結構です(笑)。ニンニクもかなりきいていて、オレは全く大丈夫だけれどちょっとキツいと感じる人もいるかも。
 麺を食べ終わるころ、自動的についてくるご飯を汁に投入して、おかゆのようにして食べるのだが、これまた美味です。ただ、オレはこの日スープを最後まで飲めなかった。もう少し体調がいいときに再チャレンジしたい。でもそのときは辛さは「並」にするけどね。
<坦坦麺 餃子工房 北京>(ただしこのURL記載の地図は今回行ったところとは違うようです)。
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日本初のラーメン情報誌 月刊とらさん 2007年 6月号

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