Goodie’s

Goodie’sエントランス

先日の赤坂MIRACLE4周年パーティで博多Goodie’sのマスター・グッディさんと飲んだ。実は4月に札幌の「SOUL SQUEEZE」というイベント会場でも出会ったし、どうも博多じゃないところでばかり会っているなぁ……ま、いっか。いつどこで会っても強烈な印象を与えてくれるグッディさんに敬意を表して今回は博多・Goodie’sをご紹介!

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shop

博多の西中洲で21年前に営業を開始したGoodie’sは、店主のグッディさんのソウルに対する熱い暑い厚い篤い(←変換して出たヤツ全部使った。ある意味全部当てはまる)想いが充満したお店。1990年代の中ごろからいろんな人に「博多に凄く面白い店がある」という噂を聞いていたのだが、結局初めて行ったのは2000年の夏、BRIOの取材のためだった。この初対面からいきなり盛り上がってしまい、朝どころか昼どころか午後2時くらいまで飲んだ(飲まされた?)。このあたりの顛末はCD『BRIO Presents Soul Bar DAYLIGHT MELLOW』のライナーに書かせてもらったので、よかったら参照してください。さらに2004年に訪れた際も楽しい思いをさせてもらいました。いい音楽と楽しい会話に包まれていると自然と杯が進み、どうにもとまらない状態になってしまう。特に初心者に厳しい店ではないが、もちろん知ったかぶりなどせずにグッディさんこだわりの選曲に身をゆだねてしまうのが吉。

recommendation

取材時の推薦盤はAl Johnsonの80年作品『BACK FOR MORE』。AlはワシントンDCのユニフィックスというグループ出身で、テリー・ハフ、ウィスパーズなどのプロデューサーとしても知られている。本作からヒットした「I’ve Got My Second Wind」(邦題・渚のセカンド・ウインド……ダサっ)のギターソロはリー・リトナー。同曲はAlのソロデビュー作『Peaceful』というLPにも入っており、そちらはイントロのバックにワイワイガヤガヤいう雑踏のSEが入っているので違いがわかる。またタイトル曲「Back For More」ではジーン・カーンとデュエット、その他バックコーラスにはジョーンズ・ガールズが参加と、フィラデルフィアの女性シンガーを従えて、都会的な音を聞かせてくれる。筆者が学生だった80年代初頭、街中では「セカンド・ウインド」がやたらよく流れていた記憶がある。まさに「あのころの音」です。
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セカンド・ウインド

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ピースフル

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