長谷川等伯

hatake-19612010-03-09

 そぼ降る雨の中、行ってきました、東京国立博物館・平成館。会期が短いので今日しかない、というタイミングだった。
 巨大な「仏涅槃図」に圧倒されたが、能登時代に描かれた小さな涅槃図の象もかわいかったね。また、鶴がふわぁっと浮き上がってくるような「竹鶴図屏風」も素晴らしい。モノクロのファインプリント写真を見ているような気分になった。そして最後にすえられていたのが「松林図屏風」。さすがに超有名な作品だけあって、生で見ると素直に感動する。
 笑ったのは「竹林猿猴図屏風」の猿をモチーフにしたマスコットを売っていたこと。それをキャラ化するかぁ? と苦笑。
 しかし17時までってどうよ。時間をやりくりして会社を出てダッシュで向かって到着したのが16時15分くらい。そこからダーっと駆け足で見て、17時になったら「早く出ろ〜」という館内アナウンス。平日の夕方、仕事帰りに見たいという人も多いだろうに、普通の勤め人はまずムリだね。お役所仕事の貧困さを感じました。
 で、出てから池之端の藪にて板わさで一杯。くーっ!

別冊太陽166 長谷川等伯 (別冊太陽 日本のこころ 166)

別冊太陽166 長谷川等伯 (別冊太陽 日本のこころ 166)

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