凄いことになった! (2009-10)

hatake-19612009-09-06

 昨日は東京ジャズ2日目。昼の部のメニューは、神保彰 with リー・リトナージョン・スコフィールド東京スカパラダイスオーケストラ。そしてもちろんジョージ・クリントン & PARLAMENT / FUNKADELICがラスト。
 夜の部はメロディ・ガルドー、上原ひろみ、リマージュ。
 なんつーか、やっぱパーラ / ファンカ、凄すぎ。最初からブッ飛ばされて、カンドーの嵐です。ジョージ、ステージでジャンプしてたし。でもね、彼らの世界観を知らない人は、なんのこっちゃかさっぱりわからなかったろうなぁ、あのステージじゃ。なんでおむつはいたオッサンや花嫁衣裳着たオッサンがギター弾いてるのか、とか、演奏しないでウロウロしているだけのやつがいるのはナゼ? とかとか。おじさんおばさんの客は帰っちゃったね、途中で(笑)。って、オレもしっかりおじさんだが。しかしあの映像、NHKは放送できるのだろうか?

ベスト・オブ・ジョージ・クリントン&そのファンクな仲間たち

ベスト・オブ・ジョージ・クリントン&そのファンクな仲間たち

 まぁ、その他詳しくは「ADLIB」に書きますから読んでくださいな。
 で、だ。会場には知った人がいっぱいいて、そのうちの一人、大阪のドFUNK野郎、ソウルバーZIPのマスター山本さんと、その友人の女性と一緒に終了後ビールを飲んでたんだけど、その後あんなこと↓*1

こんなこと↓*2

 などなどイロイロあってなぜかP-ファンクのメンバー、おむつギターのゲーリーシャイダーと一緒にMIRACLEに行くことになったのだ。ね、凄いでしょ?
 うひょー! ミュージシャンと一緒にタクシーに乗って赤坂へゴーだぜ!
 総勢14名でなだれ込んだね。花嫁衣裳でギターを弾くアンドレ・フォックスもいたし、女性シンガーもいた。酔っ払いながら片言英語でなんとかコミュニケーションをとり、わかったことといえばゲーリーはビールが好き、ということだけ。もっとまともなこと聞けよ、オレ。
 でもね、それよか驚いたのが、一緒にきたチャイナ・モーゼス。この人、翌日に登場する予定のジャズシンガーで、スゲー美人なんだけどとても気さくな人で、ゲーリーたちと飲みにいく話をしていたら「私も行く!」ということで御案内したのだ。
 このチャイナさん、実はかの有名なソウル/ジャズシンガーのディー・ディー・ブリッジウォーターの娘である。だからMIRACLEに入ったとき、店主の川畑さんに「ディー・ディーのアルバムかけてください」とお願いした。
 杯を重ねて、みんないい感じに酔っ払ってきたころ、そのアルバム↓がかかる。
ジャスト・ファミリー

ジャスト・ファミリー

 当然チャイナさん、大喜び。そして一言、ジャケットの女性の腹部を指差して「That's Me ! 」だって。
 えっ! えぇぇぇっ!? この女性、ディー・ディー本人だったの? そんで、お腹の中にいるのがチャイナさん!?
 いやー、この情報は凄いですよ。とても有名なアルバムだけに、もちろんジャケットも有名で、以前からこの妊婦ヌードは誰なんだ? と思っていたのだが、謎が氷解。しかも本人から直接聞いちゃったよ。凄いことですよ、コレは。
 その後チャイナさん、突然バッグからダイアナ(ホルガタイプのカメラ)を取り出しパチパチ始めた。どうやらカメラとか写真がお好きなご様子。ならば当然オレの出番です。つたない英語でなんとか会話して、オレがカメラ雑誌の編集者だということを伝え、ついでに名刺を渡した(裏は英語で記されているのだ)。すると彼女大喜びで「今度メールするわ」だって。ホントにくるかどうかわからんけど、嬉しいじゃありませんか! 一緒に写真も撮っちゃった。

 なんだかPの連中と飲みに出たのに、チャイナさんの色香にクラクラ来てしまった夜になっちゃった。翌日の彼女のステージは絶対に見逃せないな、と固く心に誓いつつ飲んだくれたよ。
フォー・ダイナ

フォー・ダイナ

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*1:ゲーリーです。左の女性は翻訳家の宇井千史さん

*2:オレ、サイン間違えてますね