凄いことになった! (2009-10)
昨日は東京ジャズ2日目。昼の部のメニューは、神保彰 with リー・リトナー、ジョン・スコフィールド、東京スカパラダイスオーケストラ。そしてもちろんジョージ・クリントン & PARLAMENT / FUNKADELICがラスト。
夜の部はメロディ・ガルドー、上原ひろみ、リマージュ。
なんつーか、やっぱパーラ / ファンカ、凄すぎ。最初からブッ飛ばされて、カンドーの嵐です。ジョージ、ステージでジャンプしてたし。でもね、彼らの世界観を知らない人は、なんのこっちゃかさっぱりわからなかったろうなぁ、あのステージじゃ。なんでおむつはいたオッサンや花嫁衣裳着たオッサンがギター弾いてるのか、とか、演奏しないでウロウロしているだけのやつがいるのはナゼ? とかとか。おじさんおばさんの客は帰っちゃったね、途中で(笑)。って、オレもしっかりおじさんだが。しかしあの映像、NHKは放送できるのだろうか?
- アーティスト: ジョージ・クリントン&ザ・P-ファンク・オールスターズ,フィリップ・ウィン,スウェット・バンド,マイコ・ウェイヴ,ブーツィー・コリンズ,ジュニー,ミューティニー
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で、だ。会場には知った人がいっぱいいて、そのうちの一人、大阪のドFUNK野郎、ソウルバーZIPのマスター山本さんと、その友人の女性と一緒に終了後ビールを飲んでたんだけど、その後あんなこと↓*1や
こんなこと↓*2
などなどイロイロあってなぜかP-ファンクのメンバー、おむつギターのゲーリー・シャイダーと一緒にMIRACLEに行くことになったのだ。ね、凄いでしょ?
うひょー! ミュージシャンと一緒にタクシーに乗って赤坂へゴーだぜ!
総勢14名でなだれ込んだね。花嫁衣裳でギターを弾くアンドレ・フォックスもいたし、女性シンガーもいた。酔っ払いながら片言英語でなんとかコミュニケーションをとり、わかったことといえばゲーリーはビールが好き、ということだけ。もっとまともなこと聞けよ、オレ。
でもね、それよか驚いたのが、一緒にきたチャイナ・モーゼス。この人、翌日に登場する予定のジャズシンガーで、スゲー美人なんだけどとても気さくな人で、ゲーリーたちと飲みにいく話をしていたら「私も行く!」ということで御案内したのだ。
このチャイナさん、実はかの有名なソウル/ジャズシンガーのディー・ディー・ブリッジウォーターの娘である。だからMIRACLEに入ったとき、店主の川畑さんに「ディー・ディーのアルバムかけてください」とお願いした。
杯を重ねて、みんないい感じに酔っ払ってきたころ、そのアルバム↓がかかる。
- アーティスト: ディー・ディー・ブリッジウォーター
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えっ! えぇぇぇっ!? この女性、ディー・ディー本人だったの? そんで、お腹の中にいるのがチャイナさん!?
いやー、この情報は凄いですよ。とても有名なアルバムだけに、もちろんジャケットも有名で、以前からこの妊婦ヌードは誰なんだ? と思っていたのだが、謎が氷解。しかも本人から直接聞いちゃったよ。凄いことですよ、コレは。
その後チャイナさん、突然バッグからダイアナ(ホルガタイプのカメラ)を取り出しパチパチ始めた。どうやらカメラとか写真がお好きなご様子。ならば当然オレの出番です。つたない英語でなんとか会話して、オレがカメラ雑誌の編集者だということを伝え、ついでに名刺を渡した(裏は英語で記されているのだ)。すると彼女大喜びで「今度メールするわ」だって。ホントにくるかどうかわからんけど、嬉しいじゃありませんか! 一緒に写真も撮っちゃった。
なんだかPの連中と飲みに出たのに、チャイナさんの色香にクラクラ来てしまった夜になっちゃった。翌日の彼女のステージは絶対に見逃せないな、と固く心に誓いつつ飲んだくれたよ。
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