PENTAX K-7 実写(続)
PENTAX デジタル一眼レフカメラ K-7 レンズキット K-7LK
- 出版社/メーカー: ペンタックス
- 発売日: 2009/06/27
- メディア: Camera
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左はなんも考えないで漫然と撮った写真。右は水準器を利用して水平に気を使って撮影。当然だけど、やっぱ水平をきちんと取ったほうが、建物がシャキーンとした感じに写る。さらに自動で補正もしてくれるから、建築物を撮るときは頼もしい限りだ。
夕方、銀座の裏道をふらふらしていたら開店したばかりのいい感じの玄関を発見。早速シャッターを切ったけど、普段の設定(プログラム、ISO 200-400 AUTO)だったからシャッタースピードが0.3秒というかなりのスローになった。さすがにいくら手ブレ補正でも、立ったままの縦位置というポジションはキビシー。で、サクッとISOを1600にあげてもう一回シャッターを切る。今度は1/13。これだってかなりのスローシャッターだけど、結構止まってるんじゃないかな。画質は、ドカンと拡大すればアレはあるけど、ハガキサイズくらいまでのプリントなら大丈夫なレベルだと思う。いや、もっと大きくてもいけるかも。
手ブレ補正はかなりパワーアップしている印象。バーのカウンターに両肘をついて、しっかりカメラを構えて撮れば0.3秒というスローシャッターでもご覧のとおり。これ、PCでアンシャープかけたりといった補正は一切してない。
カメラとしての使い勝手という部分は、個人差があるとは思うけれど、コンパクトなのはやっぱいいね。K10DとK-mを比べれば、街歩きのお散歩カメラはK-m、競馬とか野球なんか撮りにいこうかなっていうときはK10Dだったけど、K-7ならどこにでも持って行きたくなる。K-mにはかわいそうだけど……。あとファインダーはかなりイイと思います。暗くなったという意見もあるようだが、そんなことより、マニュアルでのピント合わせが格段にやりやすくなった点は素晴らしい。
シャッター音についても特筆したい。要するに静かなのよ。「ペショ」って感じでちょっと頼りない感じもあるけど、静かなほうがいいに決まっている。
あとはカメラ内で加工できるデジタルフィルターが、やっぱり面白いね。
新機能は「ミニチュア」。つまりピントの合う範囲を極端に狭くして、アオリレンズのような効果を後から作り出す「あなたも本城直季になれちゃいます」な機能だ。これに関しちゃ、もうちょっと研究の余地アリ。
さらに、高感度で撮った写真をモノクロにしてコントラストをあげると、あなたもダイドーよん。これは前回も書いたね。いや、面白いんですよ。
とゆーことで、もうちょっといろいろイジッてみますわ。
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