たのしい写真

hatake-19612009-06-06

たのしい写真―よい子のための写真教室

たのしい写真―よい子のための写真教室

 本日読了。でたばかりの本だ。
 要するに「写真の教科書」という体裁で、最初は歴史を紐解く講義編、中間部のワークショップ編、そして放課後編、補習編という構成。写真を始めた人、興味を持ち始めた人は前半〜中間部は興味を持って読めるだろう。ブレッソンとエグルストン、つまり決定的瞬間とニューカラーを対比させ、ロバート・フランクを別格に置く。さらにアラーキー・ラブな文章で綴られる講義編はオレも楽しく読んだ。後半は少々未整理で、想いをブチまけた、という印象。初心者はわかりにくいかも。じゃ、ベテランは喜ぶかというと……すれっからしのベテランはこういう本は読まないと思う。
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