露崎春女 「13years」Release Live at 渋谷DUO (2008-28)

13years

13years

 いつも競馬終了後に競馬評論家の丹下日出夫氏を囲んで酒を飲む。その飲み会に7〜8年前からK夫妻が参加している。年に数度、競馬が終わった後に顔を合わせ、ウマについてバカ話をしては酔っ払って別れるだけの仲。お互いに何の仕事をしているかもよく知らない。そんな距離感がちょうどよくて、普段は思い出さないのに、競馬の季節になると「あ、今日はK夫妻来てるかなぁ」なんて考える。
 そのK氏(旦那のほう)と先日の天皇賞の後珍しく音楽の話をした。するとなんとなんと彼は音楽事務所でマネージャーをしているというではないか。現在は露崎春女の担当だと。
 ひょえー、ピンポイントって感じ?
 で、ズーコやゴスペラーズの話で一気に盛り上がって、それではとライブの招待状をいただいた。それがこの日の渋谷DUOでのステージ。
 彼女は数年前に芸名をLyricoに変更したものの、また本名の露崎春女に戻して4年半ぶりに新譜を発表。今回のライブはそのお披露目である。
 開始時間のちょっと前に会場につくとオレの名前を呼ぶ声が。顔を見なくても声を聞けば誰だかわかるよ……やはりズーコ嬢(笑)。会場にはK-Muto、Skoop On Somebodyのメンバー、妹尾武氏の顔も。
 幕開けはかっこいいダンサー二人を従えてR&B色の強い曲。新譜からのナンバーが数曲続き「13年経って、私もみんなも一緒に年取ったね」なんてMCで会場を沸かせる。季節柄Xマスソング「Wish」やしっとりとした「True Romance」、会場中で合唱した「You'll Be Alright」とテンポよく進み、ラストに向けてはアッパーな曲の連続。「Forever In Your Heart」で〆てアンコールは「キセキノハナ」「I'm Here」。
 新旧の作品を取り混ぜて、ファン大満足のステージだった。
 人のつながりの不思議さを感じたK氏との出会いに感謝。
ゴールデン☆ベスト

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