SOUL SEEKERS at GRAPEFRUIT MOON (2008-18)

hatake-19612008-07-28

 前回6月のライブをサボってしまったオレだが、今日は仕事終わりで駆けつけてなんとか1stセットのラストに間に合った。
 ステージに目をやると、あれ? ベースが岡沢章じゃない。体型というか体格は岡沢章に似てるけど、髪の毛がない。
 とゆーことで、先に来ていた友人に休憩時間に確認したら、なななんと! 高水健司だった。ふえー! 
 友人のセリフ「80年代以降の日本の16ビートを支えてきたふたり(=岡沢、高水)ですからねぇ」の言葉の通り、超一流のスタジオミュージシャンだ。シーカーズの、中でもリーダー幾見雅博の人脈の広さには「さすが!」とうなるばかりである。もっとも岡沢章のトラだもんな、このクラスじゃないと勤まらんよ、と納得。
 2ndセットはいつもの選曲(ある意味シーカーズ・クラシックス)で安心して聞いていたが、やはりベースに目(耳)がいく。特にアンコールの「Wait A Little While」では、岡沢とは違うグイグイくるグルーブに大興奮。
 ここまで敬称略。

 終了後、幾見さんの奥様に打ち上げに誘われ、どっかで時間をつぶしてから合流することにして会場をでる。すると目の前に銭湯がっ! こりゃいいや、とコンビニでタオルと石鹸買ってしばし極楽気分。その後三茶・すずらん通りの居酒屋(ハムカツ美味し!)にお邪魔させてもらった。これがなかなか貴重な体験で、ドラムの正木さんが、実は今日が高水さんと初めてのセッションだった、なんていう「へーっ?」な話も聞けたし、幾見さんの「章のベースはやっぱりファンクなんだよな。大仏(高水さん)はスローがいい。ボーカリストにとって、スローなら大仏のほうが歌いやすいんじゃないか」なんていうナマな発言、さらには以前中西さんがクリス・パーカー、ゴードン・エドワーズ、コーネル・デュプリー(要するにスタッフ)と共演してピアノを弾いたとき、ふと顔を上げたらニコニコ笑ってグランドに寄りかかっていたのがリチャード・ティーだった、なんていうどっしぇーな話も飛び出したりなんかして。
 その後まだまだ宴は続きそうだったけど、やはり勤め人の悲しさで、翌日のこと考えたらここらがタイムリミットというところでお暇した。
 ちなみに岡沢さんはヘルニアの手術で入院中だそうだが、いたって元気とのこと。すぐに復帰してくれるでしょう。しかし、シーカーズのベースはやはり岡沢さんだけど、今日高水さんを聞けたというのは、うーむオレも果報者だぜぃ。
人気ブログランキングへ