110番

 ここんとこずっと飲みっぱなしで当ブログの更新もサボりっぱなしです。ハッキリいって夏バテです。
 で、今夜こそ大人しくしていようと思ったのですが、晩飯を食いに街に繰り出して、ビールをちょちょいと飲んだらまたいい気分。でもさすがに今日は泥酔だけは避けようと自制して帰宅の途へついたときのことでした。家へと向かう細い道になにか大きな物体が転がっている。
 なんじゃらほいと見てみれば、ひげもじゃのオッサンが道のど真ん中で寝てらっしゃった。かたわらには自転車もブン投げてある。
 あららー、気持ちよさそう。でもこのままじゃ車にひかれちゃうよー。
 そこでゆさゆさ揺り起こしてみたのだが、なんだか意味不明の言葉を吐くものの、起きてはくれない。一応生きてることは確認したけれど、これ以上ゆすって、逆ギレされてからまれるのもヤダな。
 とはいえ、ほっとくわけにもいかんだろ。ということで、110番にかけてみました。
「はい110番です。事件ですか事故ですか?」
 うーん、事件っていうほど大袈裟なコトじゃねーよな。でも事故ってーのも変だ。
「えーと、酔っ払いが路上に寝てるんですけど」
「場所はどこでしょう?」
え、いきなりなんだよ、知らないよ。あ、住所表示板があった。
「ドコソコ○丁目って書いてありますね」
「近所にビルなどはありますか?」
 ねーよ、ここ住宅街だし。
「ありませんねー」
「寝ているのは車道ですか、歩道ですか?」
「いやー、歩道なんかない小さな道ですけど」
「それではその人はどんな状況でしょうか。年齢と、あと男性? 女性?」
「30〜40歳代の男性ですね。自転車と一緒に大の字で寝てます」
 などというマヌケなやりとりになってしまった。その後、警官がきてイロイロ聞かれるのも面倒なので現場を離れたけど、気になったので遠巻きに見ていた。そしたら10分くらい経って原チャリに乗ったお巡りさんがやってきたので、安心して帰ってきました。
 その10分でメチャクチャ蚊に刺されたよ、チクショー。
 しかし、明日は我が身か?
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