Ken Keng Birthday Live at GRAPEFRUIT MOON （2008-9）

　４月６日は友人のパーカッション・プレーヤー、Ken Kengの誕生日。ということで、三軒茶屋のライブハウスでバースデー・ライブが行なわれた。本人は「無謀なライブやで」といってたので、どこまで無謀か楽しみに会場に足を運ぶ。

[ザ・ファンクマン スペシャル 〜 KenKengs'Birthday Live 無謀な企画vol.1〜]　寺内茂(tp) 渡辺ファィアー(sax) 大友正明(b) 岸田容男(ds) 佐藤純朗(g) 進藤陽悟(kb) Ken Keng(per)　　guest:はぐれ雲永松(tb) RUMA(vo/from Soul Seekers)

　入店するとすぐシーカーズのギター幾見さん、ボーカルのマルに会ったので一緒にジンジャエールを。なにしろ日曜日なので酒は控えなければね。
　んで、どれだけ無謀かというと……あまり無謀じゃない。ってか、カッチョいいライブだったぜ。出だしはレイジーなグルーヴの「Tightn'Up」。オリジナル（アーチー・ベル＆ドレルズ）、メイシオ、ルー・ドナルドソンと、この曲はアップテンポで演奏されるのが常だが、今回のゆったりとしたノリもカッコいい。２曲目はメイシオの「Shake Everything You Got」だ。
　ここまでドーンと客をノセておいて、次はハービー・ハンコックの「Tell Me A Bedtime Story」。うっひゃー、超絶技巧のこの曲やりますか。んでもメンバーは難なくこなしていく。当たり前か。その後はJBズいったりアベレージ・ホワイト・バンドいったり、ヒット曲満載で１部終了。
　セカンドもブっとばし系大音響曲が続き、途中でKen Kengが「今日うるさいと思った人は水曜日のソウルシーカーズに来て下さい。いぶし銀のシブさですから」なんてちゃっかり宣伝してた。ラストはマルちゃん登場。Ken Kengにお祝いのハッピーバースデーの合唱を捧げて、２曲ほど歌ってステージ終了。
　アンコールで演奏したのはウィリー・ボボの曲。「あぁ、やっぱりKen Kengはパーカッションが好きなのね」と再認識した次第。
　とにかくオメデトウゴザイマス！　ちなみに６月６日（金）には赤坂の＜Ｂフラット＞にてシルキー藤野と一緒にディスコライブを行なうという。なんとなくこっちのほうが無謀のような気も……。
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