第5回横浜サマーファンクフェスティバル2007

ダンス☆マン リターンズ

ダンス☆マン リターンズ

「ニセダンスマンneoの夏休み」とゆーことで、行ってきました横浜ランドマークホール。
 ずいぶん以前(7年以上前かな)にベルファーレでインタビューをしたことがあって、その後もZOOCOのライブなどであのアフロヘアーはチョコチョコ拝見してはいたのだが、フルのライブを聞いたのは今回が初めて。
 とにかく理屈抜きで楽しめるステージだ。SKOOP ON SOMEBADY(SOS)のTAKE、SOY SOULのZOOCO、そしてゴスペラーズから村上てつや酒井雄二北山陽一安岡優の4人がゲストで参加。相互に入り乱れて次々と歌いついで行くスタイルで、MCがあまり入らず19曲を一気にどーん! もちろんダンス☆マンのあのスタイルなので(歌詞はともかく)知っている曲ばかりが続き、気がついたらもうラスト? って感じだったね。ただ、全席立ち見だったので、ちょっと脚が……(笑)。
 会場はランドマークタワーの隣にあるホール。約1000人入ったというフロアはギューギューで、みんなが踊ると床が揺れた。(ここは5階だったよなぁ……)とちょっと怖くなったりして。
 では全曲を元ネタのジャケットとともに紹介しよう(ジャケをクリックするとアルバム詳細に飛びます)。

SET LIST

1.ダンス☆マンのテーマ
〈ANIMEX 1200シリーズ〉(19) テレビオリジナルBGMコレクション 科学忍者隊ガッチャマン ガッチャマン
2.釣りしよう! ほら、サオふろう!
Best of The Bar-Kays Freakshow On The Dance Floor
(↑これオリジナルは「DANGEROUS」っていうアルバムなんだけど、Amazonで探してもベスト盤しか出てこなかった)
3.赤ちゃんこんにちわ21 
Zapp II Dance Floor
4.KITTAAA!
ダンス☆マン リターンズ
5.Superstition
TALKING BOOK
6.Ain't No Stoppin' Us Now
Mcfadden & Whitehead
7.If I Ain't Got You
ダイアリー・オブ・アリシア・キーズ (通常盤)
8.I Believe In Miracles
ジャクソン・シスターズ
9.My Girl
Temptations Sing Smokey
10.Love Machine
Love Machine: The 70's Collection
(↑これもベスト盤しかでてこなかった)
11.シャツたたんで収納
Dream on Shine On
12.ドーム3コ分ってどのくらい?
Urban Renewal Only So Much Oil In The Ground
13.グッと耐える
Risque Good Times
14.二人のラブ・ゾーン

LOVE CANDLES

LOVE CANDLES

15.じゃあ明日にすれば?
ワインライト グレーテスト・ヒッツ Just The Tow Of Us
16.背の高いヤツはジャマ
カール・カールトン She's A Bad Mama Jama
17.ダンス部部長南原
ベスト・オブ・EW&F vol.2(紙ジャケット仕様) Boogie Wonderland
Encore
18.いつもゴールデンかラブラドール 
メローなロスの週末(ライヴ) そよ風の贈りもの The Greatest Love Of All
19.接吻のテーマ 
ベスト・オブ・EW&F vol.1 September

 4はオリジナル。5〜10までは英語(原歌詞)で歌われた。5.6はTAKE、7.8はZooco、9.10はゴスペラーズ(−1)*1。10は毎回の彼らのステージでもお馴染みのシークエンス。さらに今回の新曲11は全員で。14はZoocoのソロアルバムから村上てつやとのデュエットナンバーをダンス☆マン、Zooco、村上3人で。15はTAKE、16.17は全員。
 さらにアンコール19ではSOSのKO-HEY、KO-ICHIROの二人もステージに上がり全員で熱演を繰り広げた。
 村上の「(ダンス☆マンは)自分の好きな音楽を大雑把に愛している」との言葉通り、原曲に対する愛情を持ちつつもウケ狙いの替え歌という路線を見出して間もなく10年になるダンス☆マン。オレは初めて「背の高いヤツはジャマ」がFMから流れてきたときの衝撃を今でもハッキリ覚えているよ。つまり「なんじゃぁ、こりゃぁ!」である。その後の大ヒット曲ばかりの選曲から比べるとややマイナーなこれをデビュー曲に選ぶあたり、その本気度を感じて嬉しくもなった……ってかあの当時(98年初頭)に「She's A Bad Mama Jama」(のメロディ)が日本のラジオであんだけかかるとは、誰が予想できただろうか。
 インタビュー時やその後会ったときにも感じたのだが、ダンス☆マンはコシが低いというか、とにかくイイ人。それがステージ上でも現われていて、バンドのメンバーたちとのコラボレーションは完璧。見ていて気持ちいい。ゲストにもスゲー気を使ってたし。
 そのバンドの演奏も、KUWA☆MAN(桑野信義)をリーダーとするホーンセクション(HORNS MAN BROTHERS)と、いつものザ・バンドマンが快調に飛ばしていく。特に今回は若いベースのYOGA FIREが印象的だった。バンドのグルーヴを下支えしつつ、ソロはハデさはないものの、実にシュアなプレイを聞かせてくれた。もっとブっ飛んだチョッパーバリバリのソロなんかも期待したい。
 12月には渋谷のオンエアでまたライブがあるとゆーことなので、それも楽しみであります。

ダンス☆マンHP=http://danceman.jp/index.html
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*1:ヨンペラーズって言ってた(笑)